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芸術に触れたときの感動を忘れないためのブログ

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『モーターサイクル・ダイアリーズ』

Mon.23.07.2007
4 comments
mo

実家に帰ってヒマだったので、BSでやっていた『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観た。あまり期待はしないで観たが、すごく感動してしまった。
これはカストロと一緒にキューバ革命を成し遂げたチェ・ゲバラの、若い頃の旅の物語だ。南米大陸をバイクで旅するのだが、その途中で出会う人々との心の交流がよく描かれている。

高校生の頃、チェ・ゲバラが好きだった。『ゲバラ日記』とかも読んだりしていた。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが好きだったし、授業で世界史を学んでいたこともあって、政治に関してはすごく興味があった。なんとかして自分の意見を持とうと思っていた僕にとってチェ・ゲバラはすごくかっこよく見えた。
でも大学に入ってから僕は政治への関心を無くしてしまっていた。ここ数年でニュースから流れてくるいろんな政治問題は、あまりにもひどかった。僕はそういうことを考えたくなかったのだ。
最近は特に日本の政治がひどいということが分かってきて、本当に政治のことを考えるのが嫌だった。絶望していた。

でもこの映画を観たら、これじゃいけないな、と思った。高校生の頃だって、政治が好きなわけじゃなかった。でも自分なりの意見だけは持とうと頑張っていたのだ。
あの頃の気持ちを、思い出した。やっぱり無関心じゃいられない。


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タグ : モーターサイクル・ダイアリーズ チェ・ゲバラ

アニマル・コレクティヴの新作は絶対すごい

Sun.15.07.2007
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YOUTUBEやPITCHFORKで、アニマル・コレクティヴの新作ビデオを見ることができます。
『FIREWORKS(花火)』という曲で、8月22日発売のニューアルバム『STRAWBERRY JAM』にも収録されます。

まずは聴いてみてくださいよ!アニコレ・ファンにはたまらない曲ですよね。しかもこれからの時期にぴったりな雰囲気。やるなぁ。切ないメロディーと、感情が昂ったようなシャウトが最高にいいです。花火を見ながらこんなの聴いたら絶対泣いちまうぜ!

今年の夏はフジロックに行けないから、アニマル・コレクティヴの新作だけが心の支え。発売が待ちきれません!



テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

タグ : ANIMALCOLLECTIVE アニマル・コレクティヴ fireworks strawberryjam

くるり 『ワルツを踊れ Tanz Walzer』 その2

Fri.13.07.2007
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walzer

『ワルツを踊れ』を買ってから、毎日毎日、何度も繰り返し聴いている。けっこうポップな曲が多いのに、全然飽きない。それどころかどんどん良さが増してくるのだ。これはすごいことだ。

今日はなんだか不思議な気持ちだった。古町に用事があって、車の中で久しぶりに『さよならストレンジャー』と『THE WORLD IS MINE』を聴いたのだが・・・なんかあんまりぱっとしない。聴いても今までのような感動が無い…。これは僕にとってちょっとしたショックだった。あんなに好きだったのに、何も感じなくなってるなんて!
『ワルツを踊れ』の衝撃があまりに凄まじかったせいで、不感症になってしまったようだ。

そういうわけで、また車のプレイヤーに『ワルツを踊れ』を入れなおした。やっぱりいい。すごーーーーーく、いい。数多くのロックを聴いているつもりだけど、ここまで手放しで大傑作といえるアルバムには出会ったことがないんじゃないか。前にも書いたけど、とにかく楽しい。このアルバムを聴いている間は、おれは無敵。幸せでいっぱい。

前半の2.『ブレーメン』→3.『ジュビリー』→4.『ミリオン・バブルズ・イン・マイ・マインド』の流れがたまらない。
後半では10.『コンチネンタル』→11.『スロウダンス』→12.『ハヴェルカ』の流れが最高!
これらの部分になると僕の車の中ではひとりカラオケ大会が繰り広げられる。まあ、他の曲もしっかり歌っているけれども。この部分は特に力を込める。


こんなところを知り合いに見られたりしたら僕はもう生きていけない。




タグ : くるり ワルツを踊れ コンチネンタル ハヴェルカ スロウダンス ブレーメン

青春& ECHO & THE BUNNYMEN

Mon.09.07.2007
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ekobani

今日は夜になって突然ECHO AND THE BUNNYMENが聴きたくなった。通称エコバニ。
このバンドは80年代に活躍していた。90年代にも何枚かCDをリリースし、つい1,2年前にも新作を出しているけど、聴いていない。最近の活動にはあまり興味が持てない。がっかりしたくないのだ。

80年代の最初の4枚のアルバムは僕が高校3年生のときにリイシューされた。その頃僕は部活にも入らず、放課後はいつも学校の近くの県立図書館でインターネットをしていた。HMVのサイトで偶然見つけたのがこのバンドとの出会いだ。4枚のアルバム・ジャケットはどれも美しくて、すぐに心を奪われた。

もちろん、音も聴きたくなった。学校帰りに1st『クロコダイルズ』を近くのデパート内のCDショップで買った。

crocodiles

素晴らしいアルバムだった。陰影のあるギターに、イアン・マッカロクの絞り出すような声、暗いけれどとても美しいメロディ、汚れた大人には絶対書けないような歌詞。
「青春」を音楽にしたらまさにこんな感じだと思った。よく青春というものは明るくて楽しいものと捉えられるけれど、僕の高校時代は、そんなもんじゃなかった。この思春期の苦悩に満ちたアルバムの音は、まさに僕の「青春」そのものだった。僕が生まれる前に活躍していたウサギ男たちの音楽が、僕を慰めてくれたのだ。
それから高校生のうちに2nd,3rd,4thと、リイシューされたものは全部買い集めた。大学に入ったばかりの時もやっぱりエコバニを聴き続けていて、その頃の不安定な精神をこれでなんとか正常に保っていたような気がする。

1年生の6月頃になってようやく部活に入った。このことが僕の性格を大きく変えたと思う。僕はやっと自分の居場所を見つけられたように感じていた。そして次第に、エコバニを聴かなくなっていった。今になって分かるけれど、そのときにはもう僕の「暗い青春時代」は終わっていたのだ。


それからの僕はニューヨーク・アヴァンギャルドとかノイズ・ミュージックとかに手を伸ばし始めた。まあこれはこれで、精神的にかなり問題があるけどね……。



SHOW OF STRENGTH かっこいい!この緊張感は他のバンドには無いね。



テーマ : お気に入りミュージシャン - ジャンル : 音楽

タグ : エコー・アンド・ザ・バニーメン ECHO&THEBUNNYMEN クロコダイルズ CROCODILES

『イカとクジラ』

Thu.05.07.2007
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最近は映画ばかり観ている。これからくる実習や卒論のための忙しさを考えたくないから……


今いちばん好きな映画監督はウェス・アンダーソンだ。『天才マックスの世界』『ロイヤル・テネンバウムズ』『ライフ・アクアティック』の3作が公開されているけど、どれも最高。この監督が製作を手がけた映画がDVD化されたのでビデオ1で借りてきた。

ikatokujira

それがこの『イカとクジラ』。別に巨大イカとクジラが戦う映画ではなかった。監督・脚本はノア・バームバックで、『ライフ・アクアティック』の脚本をウェス・アンダーソンと共同で執筆している人だ。

思春期の兄弟2人が両親の離婚に直面し、学校で問題を引き起こしたり、両親は両親で問題を抱えていて子どもたちとうまくいかなかったり…と、わりとシリアスなストーリーだった。でもシリアスになりすぎないのはやっぱりウェス・アンダーソンの映画の中心になっている、画面全体から感じられるユーモアがこの作品にもあるからだろう。

最後の辺りのストーリーが好きだ。
兄のウォルトは初め父親に味方していたけど、小さい頃の母親との楽しい思い出をカウンセラーと出会うことで思い出す。博物館でイカとクジラの大きな模型を見てとても怖かったこと。でも後から母親がそれについて楽しく話してくれて、わくわくしたこと。ウォルトの記憶にはあまり父親は登場しない。最後のシーンでは彼が父親の入院している病院から抜け出して、思い出の博物館でひとり、イカとクジラの展示を眺める。父親から離れて母親との思い出に浸るウォルトのショットがとても印象的だ。

音楽も、ウェス・アンダーソンの監督作品と同じように古いロックの曲がすごく効果的に使われていて、いい。テーマ曲になっているピンク・フロイドの『HEY,YOU』なんて最高だ。『ライフ・アクアティック』でのデヴィッド・ボウイの使われ方も素晴らしかったし、本当にセンスが良い。
これからもノア・バームバックの映画はチェックしよう。ウェス・アンダーソンの新作も多分近いうちに公開されるだろうし、すごく楽しみだ。


あー、ヴィンセント・ギャロの『バッファロー’66』でもキング・クリムゾンの曲が良かったし、ちゃんとプログレを聴いてみようかな……


テーマ : DVD - ジャンル : 映画

タグ : ウェス・アンダーソン ノア・バームバック イカとクジラ ライフ・アクアティック


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