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芸術に触れたときの感動を忘れないためのブログ

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『スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする』

Wed.29.08.2007
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spider

久しぶりに映画を見た。2,3日に1本は映画を見るという目標を密かに立てていたが、なかなか出来ないものだ。
これはデヴィッド・クローネンバーグの1本前の映画。最新作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』は去年シネ・ウインドでもやっていたのだが、いろいろあって観ることがまだ出来ないでいる。でも『スパイダー』を観たらこれもすごく観たくなった。近いうちに絶対借りてこよう。
『スパイダー』は本当に良かった。ストーリーは後の展開が予測できるくらい分かりやすいから、映画にストーリーの良さだけを求めるような人にはつまらないかも知れない。でも僕にとってはすごく面白かった。ストーリーが分かりやすいのは、あえて無駄を省いているからだと思う。だからただ凡庸であることとは違う。そしてひとつひとつのショットもまた無駄が無くて、そこが本当に素晴らしい。
映画のテーマにおいてはデヴィッド・リンチと通じるところがあるが、こっち(クローネンバーグ)のほうがずっと面白いんじゃないか。最小限の構成で登場人物の心理を表現しようとする姿勢はとても好感が持てるし、正しいことだと思う。一方リンチの代表作は、観る人にとって理解不能な部分とか、強烈に違和感を感じさせる人物とかが必ず出てきて、「わけがわからなくてもいいんです」「解釈は観る人次第です」という姿勢を新作が出る度に表明してしまっている。これじゃあ発展しないわけだよなぁ……。まあこれはこれで好きだけど。





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テーマ : 洋画 - ジャンル : 映画

タグ : クローネンバーグ スパイダー 映画

アニコレ新着情報その2

Sun.26.08.2007
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ac

新作の発売まであと2日!待ちきれずにいつものごとくdigital convenienceを覗いてみたところ、またしてもアニコレの新作『STRAWBERRY JAM』に関する情報がUPされていました。

「Peace Bone」のPVがやっと完成、そしてhostessのMYSPACE全曲フル試聴が出来るそうです。

僕も早速聴いてみました。詳しいことはアルバム発売後に詳しく書きますが、前作『feels』と比べても全体的にかなりポップで素敵な仕上がりになっています!!!そして僕の愛するパンダ・ベアも珍しくリード・ボーカルをとっているようです。うーん、たまらん!!!

是非こちらのMYSPACEで試聴してみてください。

テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

タグ : ANIMALCOLLECTIVE パンダ・ベア アニマル・コレクティヴ strawberryjam domino

BATTLES 『MIRRORED』

Sun.26.08.2007
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battles

けっこう前に買ったものなんだが、最近特によく聴いている。

これは本当に圧巻の一言だ。そういえば、日本盤の帯にも相撲文字みたいなフォントで、でかでかと「圧巻!!」と書いてあって、これにはさすがに唖然としてしまったが……。
そんな帯のかっこ悪さとは正反対に、音自体はこの上なくかっこいい。そこいらのポストロックやハードコアのバンドとは全然スケールが違うのだ。この音の世界はでかい。でかすぎる。なんか神話に出てくる神々の戦いの場面を想像する。音のひとつひとつはかなり暴力的に感じるのだが、曲としては荘厳ささえ感じる。そう、こういうのが聴きたかったのだ。ハードコアのあの暴力性は本当に好きだが、それだけじゃなんか物足りず、ポストロックにもなんとなく限界を感じていた僕にとってはとても嬉しい一枚だ。
AMAZONのレビューでは「通して聴くのがツライ」とか「ダラダラ続いてく感じ」とか、あまり評価が芳しくないようだが、これくらい通して聴けないようじゃ全然ダメだと思う。そんな人たちはビリーズブートキャンプでもやって体力つけてから出直してきてください。

全曲思わず体が動いてしまうくらいに興奮するのだが、特に6曲目、「RAINBOW」という曲が物凄く興奮する。と思っていたら、くるりの岸田繁もオフィシャルサイトの日記にそう書いていて、すんげー嬉しかった。

テクノやエレクトロニカだけじゃなく、こういう面白いバンドの作品もリリースするWARPの仕事ぶりには感嘆させられっぱなしだ。BATTLESは今度日本でライブをやるそうだ。これは是非観たいもんです。

BATTLES 「ATLAS」



テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

タグ : battles mirrored ポストロック ハードコア

DUKE PEARSON 『SWEET HONEY BEE』

Tue.21.08.2007
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shb

最近は音楽についてあまり記事を書けなかった。本来CDやレコードの感想を書きまくっていくつもりだったが、大幅に脱線している。それもこれもくるりの音楽が素晴らしすぎるせいだ。いったん気に入るとそればかり聴いてしまうのだ。くるりが全面的に悪い。おお、そうじゃ。

やっとくるり熱も冷めてきて、またいろいろと聴きたくなってきた。そんなわけで今日、ヴァージンの中古コーナーで買ってきたのがデューク・ピアソンの『スウィート・ハニー・ビー』。これはもう完全にジャケ買い。いやあ、素敵なジャケットだ。健康そうな女性の影からにょこっと現れた怪しげなおじさん。多分この人がデューク・ピアソンなんだろう(間違ってたらすみません)。
音のほうも本当に素晴らしい。この人はピアニストなんだが、トランペットやサックス等の他のパートに比べたらあんまり目立っていない。でもそのぶん、ピアノのソロでは存分にセンスのいいプレイを聴かせてくれる。この人はきっと知的な人だったろう。


僕はジャズについてはまだまだ素人だ。マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス、チェット・ベイカー、ブラッド・メルドー……たったこれくらいしか聴いたことがない。全く恥ずかしい限りだ。ずっと前にオートモさんに連れて行ってもらったジャズCD屋のおっちゃんも、ジャズは浴びるように聴かなきゃダメだと言っていた(あのおっちゃん、今どうしてるかな……あっ!それよりもオートモさんはどうしてるんだ!?)。
これはほとんど確信していると言ってもいいくらいなんだが、僕はもっと歳をとったらジャズばっかり聴いてるんじゃないかという予感がしてる。
オヤジになったときの自分のために今からジャズをたくさん聴いておこう。おお、そうじゃ。






テーマ : JAZZ - ジャンル : 音楽

タグ : デューク・ピアソン dukepearson jazz ジャズ くるり

Bunkamuraザ・ミュージアム 「ルドンの黒」展

Thu.16.08.2007
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redon

渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「ルドンの黒」展を観てきました。
午前中から観に行ったのですが、けっこう混雑してました。この快晴の日にわざわざ地下の展示室でルドンの絵を観ようと考えた皆さんを心の底から尊敬します。

オディロン・ルドンって、いいですよねぇ。フランスの印象派の画家たちが光の表現を追い求めていたのとは全く逆で、「黒」を根源的な色と見做してひたすら異形の生き物たちを描いてたんだから、すごいです。そしてその特異さが現代でも全く色褪せていないのがまた驚きでもあります。ルドンが考え出した生き物たちは現代の僕たちの心の中にも確実に生きているんでしょう。他に観に来ていた人たちを観察してみても分かるんですが、一人ひとりがまるでその生き物たちと対話するかのように、その絵の世界が自分の心の中ででもあるかのようにじっとその絵を覗き込んでいました。この展覧会の副題は「目をとじると見えてくる異形の友人たち」ですが、まさにそうですね。彼らは僕らの友だちです!どんなに気持ち悪くても仲良くしてあげましょう。



テーマ : 絵画 - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : ルドン bunkamura ルドンの黒 蜘蛛 印象派 絵画 フランス 美術館

くるり 『言葉はさんかく こころは四角』

Thu.09.08.2007
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sankakusikaku

やっとこのシングルについて書く気になった。発売されてから結構日が経ってしまったな…。

『言葉はさんかく こころは四角』は、『ワルツを踊れ』の最終曲をシングルカットしたもの。カップリングは2曲入り、そしてウィーンでのレコーディング風景を収録したDVDもついてたったの1500円。お買い得です。

タイトル曲は、アルバムとは違ってストリングスアレンジが多く施されている。どうしてこっちのバージョンをアルバムに収録しなかったのかいまいちよく分からないが、まあそれはいいだろう。どちらのバージョンも僕は好きだ。
この曲を聴くと優しい気持ちになれる。そういった雰囲気は今までのくるりの曲にはあまりなかったから、とても新鮮だ。くるりの今やっていることは「流行」なんてものとはあまりにかけ離れた、いや、そもそも次元が違う音作りだが、だからこそ心にすっと沁みこんでくる。20年、30年経っても、この音は人を感動させる力を失わないだろう。断言できる。

2曲目、「WIEN5」はクラシック音楽からの影響をもろに感じさせる曲だ。アルバムを聴いて「クラシック音楽の影響」というものがよく分からなかった人も、この曲を聴けば絶対に理解できるはずだ。メロディーが、クラシックそのまんま。だからボーカルが無くても十分に聴けると思うが、いやいや、ボーカルが素晴らしいのだよ。Salyuという女性シンガーが岸田とデュエットしているのだが、これがぴったり合っている。けだるい雰囲気がとてもいい。

3曲目、「BLUE NAKED BLUE」は珍しく佐藤征史がボーカルをとっている曲で、DVDにもレコーディングの様子が収録されている。ボーカルの雰囲気や、どこかで聴いたようなギターリフ、ヒーロー戦隊もののナレーションみたいなポエトリー・リーディングが相俟って、なんだか昭和時代を感じさせる。あほらしくも楽しい曲だ。


くるり 「言葉はさんかく こころは四角」PV




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タグ : くるり ワルツを踊れ 言葉はさんかくこころは四角 シングル wien5 bluenakedblue

ミケランジェロ・アントニオーニ 『砂丘』

Tue.07.08.2007
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sakyu

映画部の友達のブログを見て、アントニオーニが亡くなっていたことを知った。
アントニオーニといえば、あの最高にかっこいい『欲望』の監督で、僕はビデオを持っていた。でも他の作品は1本も観ていなかったのだ…。この機会だから、アントニオーニの映画を何本か観ようと思う。

さっそく『砂丘』を借りて観たが、面白かった。やっぱり、すごくかっこいいわ。
砂丘で繰り広げられるセックス・シーンが良かった。主人公とダリアが絡まりあって遊んでるうちに、他のカップルたちが大勢転がり込んできてイチャイチャし始めるのだが……見ていて楽しい。牧歌的だ。
あとはラストシーン。あまりにも衝撃的だった。これは一生忘れられないだろう。



※ラストシーンなので、これから『砂丘』を見たいという人は注意してください。


テーマ : 洋画 - ジャンル : 映画

タグ : アントニオーニ 欲望 砂丘

「パリへ―洋画家たちの百年の夢」展

Sun.05.08.2007
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nkb

博物館実習は、博物館を3館訪問してレポートを書かなければならない。今日は長岡にある県立近代美術館へ行ってきた。長岡花火も見てきたので、これで2日連続だ。

「パリへ―洋画家たちの百年の夢」という企画展だが、僕は洋画に関して全く知識もないし、今まではほとんど興味もなかった。でも観てみたらすごく興味が湧いた。まったく、自分の無知が恥ずかしい。佐伯祐三という画家がとても気に入った。
洋画に興味がなかったとはいえ、藤田嗣治だけは以前から好きでいつか生で観たいもんだと思っていた。うまいことにこの展覧会では5点(人気の高い作品も含む)もフジタの作品が展示されていて、すごく嬉しかった。その中でも「タピスリーの裸婦」という作品がすごく気に入った。女性の美しさもさることながら、その傍らにいる猫がかわいすぎて、きもい顔でずっと眺めていた。フジタもきっと猫が大好きだったんだろう。

ところで、レポートのために美術鑑賞することほどつまらないものは無い。この展覧会はただの客として、何も考えずにじっくり観たかった。


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タグ : 藤田嗣治 新潟県立近代美術館 パリ 洋画 黒田清輝 佐伯祐三 ネコ ねこ


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