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芸術に触れたときの感動を忘れないためのブログ

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Radioheadの新作、『IN RAINBOWS』

Thu.25.10.2007
2 comments
inrainbow

今日、Radioheadについてネットで検索してみたら…な、なんともう新しいアルバムがリリースされている!? 全然知らなかったよ…。
新作の発売が告知されたのが10月1日で、発売日はその10日後の10月10日だったようだ。こりゃ月刊の洋楽雑誌を読んでても気付くはずがないなぁ。
新しいアルバムのタイトルは『IN RAINBOWS』。現在どのレコード会社とも契約していないRadioheadは、結局このアルバムを自分たちの公式サイトから発売してしまった!!これは革新的だ。リリース形態はダウンロードと、CD2枚+12インチアナログ2枚+ブックレットの2通りで、後者は注文した場合12月3日あたりに発送されるそうだ。

12月発送の「DISCBOX」は後で注文することにして、早速ダウンロード購入した。「購入」といっても、ダウンロードの場合は自分で値段を入力できるというすごいもの。ということはタダでもダウンロードできるわけで…僕がいくらで「購入」したかは、まあ、お察しください(汗)

CD-Rにコピーして、何度もリピートして聴いているのだが、すごくいい!2曲目の「Bodysnatchers」で、『KID A』以降はわりと控えめになっていたエレキギターの音が聴こえた瞬間、驚いたと同時にとても嬉しくなった。とはいえ全体的には前作『HAIL TO THE THIEF』やトム・ヨークのソロ作の延長線上にある音作りだと思う。でも『HAIL TO THE THIEF』みたいに殺伐とした雰囲気はあまり感じられない。今までのRadioheadとはまた違う、緊張感がありながらも、暖かくて、ゆったりとしたムードを持ったアルバムだ。うーん、これはすごい。

『IN RAINBOWS』のダウンロードはこちら↓
Radiohead公式サイト
『IN RAINBOWS』の詳細が載っているサイト↓
doops!-music blog


アルバム2曲目、「Bodysnatchers」(live)


3曲目、「Nude」(live)


10曲目、「Videotape」



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テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

タグ : radiohead inrainbows レディオヘッド 洋楽

ミシェル・ウエルベック 『闘争領域の拡大』

Mon.22.10.2007
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h

今は午前4時だ。だが、眠れない。
初めて小説の感想でも書いてみようか。

ミシェル・ウエルベックは自分が今いちばん共感できる作家であり、『闘争領域の拡大』は彼の最初の小説だ。

この小説の語り手によれば、「闘争領域の拡大」とは経済の自由化であり、セックスの自由化であるという。経済が自由化すれば貧富の格差が際限なく広がり、セックスもまた然り。その点で主人公の同僚のティスランはセックスにおいて完全に敗者だ。一方主人公の立場はどうも微妙だ。

しかし二人とも悲しい存在であるのは間違いない。愛されたいという欲望のせいで彼らはひどく苦しみ、その先には転落が待っている。
いったい彼らは誰の、何の為に生きてるんだろうか。
という問いが頭に浮かんだが、それはそのまま自分に当てはまるような気がした。僕には主人公やティスランが他人とは思えないのだった。


タグ : ミシェル・ウエルベック 闘争領域の拡大 フランス文学

OWEN 『AT HOME WITH OWEN』

Wed.17.10.2007
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owen

JOAN OF ARCのマイク・キンセラのソロプロジェクト、OWEN。彼の『AT HOME WITH OWEN』を最近毎日聴いている。
このアルバムは、人恋しいこの季節にぴったりだ。他人からの愛を必死で求めているかのようなマイク・キンセラの歌声が、今の僕にはとても心地良い。聴くたびに胸を締め付けられるような曲が多いが、血の通った温かさのような感触も同時にあって、なんだか落ち着くのだ。

どの曲も素晴らしいが、2曲目「THE SAD WALZES OF PIETRO CRESPI」は傑作。
8曲目「ONE OF THESE DAYS」は泣ける。「来年には就職して、そのうち家庭を持つのかー…」なんてぼんやり考えていた僕にとっては、たまらなかった。


OWEN 「THE SAD WALZES OF PIETRO CRESPI」 
ファンが作った素晴らしいビデオ。


OWEN 「ONE OF THESE DAYS」

対訳:
近いうちに僕は お金を貯めて
自分の為に欲しい物を買うだろう
アクリル画やアコースティック・ギターの弦
毎晩君に会いに行く為の、
新しい自転車のサドル

近いうちに僕は ちゃんとした定職に就くだろう
しっかり給料がもらえる仕事さ 僕の父親みたいに
親父のことを知ってるだろう? バーテンダーさ
働く前にはしっかり仕事着で決めていたものさ
年老いたその人は かつてはいろんな事をしてきたのさ

近いうちに僕は あきらめてその男に降参するのだろう


(日本盤インナー、御藤善嗣氏の対訳より。)

テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

タグ : owen joanofarc

アキ・カウリスマキ 『浮き雲』

Mon.15.10.2007
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uki

アキ・カウリスマキの「敗者3部作」のうちの1つ、『浮き雲』をやっとレンタル屋で見つけた。
うーん、これは傑作だ。やっぱりカウリスマキの映画は最高。社会のどん底にいる人々への優しい眼差しに、心を打たれる。

『浮き雲』は「敗者3部作」で唯一、女性が主人公の物語だ。夫のリストラに続いて自分も失業してしまったイロナが、レストランを開業するという希望を手に入れるまでを描いている。
この作品でも「決して笑わない」登場人物たちがいい味を出していて、またしても僕はその表情に笑わされたり、泣かされたりしてしまった。

ラストシーンで、寄り添って空を見上げる夫婦の姿がとても印象的だった。
辛いことばかりのときでも、希望は見えてくるものだ。アキ・カウリスマキの映画を見るたびに、僕はそのことを思い出す。




テーマ : 映画 - ジャンル : 映画

タグ : アキ・カウリスマキ 浮き雲 映画

ソフィア・コッポラ 『ロスト・イン・トランスレーション』

Fri.12.10.2007
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ソフィア・コッポラの2作目、『ロスト・イン・トランスレーション』。
1作目の『ヴァージン・スーサイズ』に対しては、「まあ、いいんじゃないかな~」みたいな曖昧な感想しか持っていなかった。その瑞々しい感性には驚かされたんだが、やっぱりこれは女の子の世界だなあと思うと、どうしても苦手意識のほうが勝ってしまう。女の子の世界は完全に僕の理解の範疇外にある。よくわからない。

そんなわけで『ロスト・イン・トランスレーション』も不安と期待が入り混じる気持ちで観たのだが、結構良かった。
「日本人の描き方が屈辱的だ」という話は良く聞いていたけど、僕はそんなふうには感じなかった。日本に初めて来たアメリカ人にとって、日本の文化がおかしく見えることだって当然あるだろう。そもそもそういう状況のなかで感じる疎外感がこの作品の重要なテーマなのだから、そんなことを言っても始まらない。ソフィア・コッポラ自身が日本についてあまり勉強していないだろうということは、この作品を見た誰もが気付くだろう。それよりもむしろ監督の素晴らしい感性を見て評価するべきなのだ。

主演のビル・マーレイは本当に素晴らしい。僕は彼が大好きだ。





テーマ : 今日観た映画 - ジャンル : 映画

タグ : ソフィア・コッポラ ビル・マーレイ ロスト・イン・トランスレーション スカーレット・ヨハンソン

アニコレが再来日

Wed.10.10.2007
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digital convenienceに、「アニコレの再来日が決定した」とありました。来年だそうです。絶対行きます。
お願い、就職先の研修が始まる前に来てくれ……

Animal Collective - For Reverend Greenファン制作ビデオ



テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

タグ : ANIMALCOLLECTIVE アニマル・コレクティヴ ライブ

『プラネット・テラーinグラインドハウス』

Tue.02.10.2007
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p1p2
(画像はallcinemaONLINEより)

今日は映画が1000円で観られる日。
ワーナーマイカルシネマズ新潟でロバート・ロドリゲス監督の『プラネット・テラーinグラインドハウス』を観てきた。

いやー、最高だった!!!!アクションやホラー、B級映画が好きな人には超超超お薦め。新潟ではもうすぐ公開が終わってしまうが、これは高いお金を払ってでも絶対に映画館で観た方がいい。というのも、この映画のコンセプトである「グラインドハウス」の雰囲気は、テレビ画面じゃ味わえないからだ。

まずいちばん初めの架空の映画『マチェーテ』の予告編ですごくわくわくする。そして中盤のセックスシーンの途中で急に「1巻紛失」という画面に切り替わって、本編が再開したと思ったらいきなり家が爆発炎上するシーンだったりして、とにかく演出がニクイ。
登場人物の撮り方から、舞台設定、台詞まわし、アクション、壮絶でグロテスクな死に様に至るまで、どれをとっても徹底的にB級を貫き通していて、本当に素晴らしい。細かい部分にいちいち驚かされたり笑わされたりしているうち、あっという間に120分間が経ってしまった。

主人公がゾンビに片足を喰いちぎられたあと、そこにマシンガンを装着して戦っちゃうとか、もうひとりのヒロイン(女医)は注射器をガーターベルトに仕込んでおいて、いざというときはピストルみたいに発射するとか、面白いシーンの例を挙げればきりがない。
特にヘンタイ軍人役のタランティーノがヒロインのふたりに両目を潰されるシーンは最高だった。やったぜ!って、思わず心の中でガッツポーズしちゃったね。

とにかくすごい映画だった。もう一度映画館に観に行きたいなぁ。んで、もう一度爆笑して幸せな気分になりたい。


『プラネット・テラーinグラインドハウス』トレイラー



テーマ : グラインドハウス - ジャンル : 映画

タグ : プラネット・テラー グラインドハウス ロバート・ロドリゲス クエンティン・タランティーノ

feedback feever VOL.4 KTLのライブに行ってきました

Mon.01.10.2007
5 comments
ここ最近、新潟では海外の素晴らしいアーティストを観られる機会が増えている。experimental roomsfeedback feeverなどの企画があるのだが、こういう動きはインディーロック好きの人や有名無名に関わらずいい音楽を求めている人にとっては最高に嬉しいものだ。

今日僕は万代のライブハウスNiigataZ-1で行われたfeedback feeverの第4弾、KTLのライブに行ってきた。
KTLは、SUNN O)))のコアメンバーであるStephen O'Malleyと、電子/音響音楽における代表的なレーベルであるEditions Mego主宰者でもある電子音楽家のPITAの2人による大音量暗黒サウンド・チームだ。

実はSUNN O)))もPITAも僕は聴いたことがない。ましてやKTLなんて名前すら知らなかった。でもSTUDIO VOICEには大好きな中原昌也がSUNN O)))にインタビューする記事が載っていたし、PITAが主宰するEditions Megoといえばこれまた大好きなFENNESZがかつて所属していたレーベルだ。こりゃ、行くしかないでしょう。

で、KTLのライブは本当に凄まじかった。会場にはスモークが焚かれて、いちめん真っ白。隣にいる人すらよく見えないほどで、もちろんステージなんて全く見えない。まるで濃い霧の中に迷い込んでしまったみたいだ。
そんな異様な演出のなかで演奏される音楽もまた異様。音楽と呼んでいいのかどうかも分からないような、轟音ノイズだ。そしてそれが、人を殺せるんじゃないかというくらいの大音量で延々と繰り出される。
僕は自分の頭にドリルで無理矢理穴を空けられているみたいに感じた。苦しいような、気持ちいいような、とにかく今までに味わったことのない感覚だった。
物凄い大音量だったので、これを書いている今でも耳鳴りが止まらない。あと数日は生活に支障をきたすだろう。

サポート・アクトの福島諭さん、miminary、leも全部素晴らしかった。
ライブが終わった後はfeedback feeverの主催者の方と少しお話をした。experimental roomsの主催者の方とも話せて嬉しかった。どうもありがとうございました。

今回のライブではおそらく僕が最年少だった。もっと若い人たちが沢山来るようになればいいと思う。そうすれば新潟の音楽を取り巻く状況はもっと活性化するだろう。


トヤマくん、来られなくて残念だったね。次のexperimental roomsは一緒に行きましょう。


KTLのライブ映像(大音量でお聴きください)




テーマ : ライヴレポ・感想 - ジャンル : 音楽

タグ : 新潟 ライブ ktl experimentalrooms feedbackfeever SUNN O))) mego


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