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芸術に触れたときの感動を忘れないためのブログ

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ゆらゆら帝国 『空洞です』

Fri.30.11.2007
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kuudoudesu

ゆらゆら帝国の新譜を中古盤屋で見つけたので、即購入。

聴いててほんとに気持ちいい。もう今日だけで10回くらいリピートしている。徹底的に無駄をそぎ落としたスカスカな音、全然盛り上がらない曲構成、どうにでも解釈できる意味ありげな歌詞・・・この「ロック」と呼んでいいのかどうかも分からない異常な音楽は、マジで中毒性がある。聴くのがやめられない。クラブ方面で注目されているというのもこれが原因か・・・?

『空洞です』というタイトルやアートワークが象徴しているように、このアルバムに収録されているのは「空っぽ」な音楽ばかり。「まだ生きている」という曲の歌詞で、「僕は 今凄く 感動している」という一節があるが、なんて空っぽな歌詞なんだろう。
「空虚であること」を表現するのはかなり難しいんじゃないかと思うのだが、あえてそれを追求する姿勢には本当に感動させられる。

「クソ」という言葉が連発する「美しい」「空洞です」がやっぱり最高です。

「最高」という言葉も空っぽだな。

ゆらゆら帝国 「美しい」 PV


ゆらゆら帝国 「空洞です」 PV





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テーマ : 音楽 - ジャンル : 音楽

タグ : ゆらゆら帝国 空洞です

AKRON/FAMILY 『AKRON/FAMILY』

Fri.30.11.2007
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akak

AKRON/FAMILYはここ数ヶ月間毎日のように聴いているが、飽きないなあ。本当に奥の深いバンドだと思う。もっともっと注目されていいんじゃないか。

これは記念すべき1stアルバムで、17-18世紀ドイツの薬剤師、動物学者Albertus Sebaによるアルチンボルド風の絵画をジャケットにしているが、このアートワークは彼らの音楽に合っていると思う。ちょっと奇妙なところが。

何といっても好きなのは4曲目「italy」~6曲目「running,returning」の流れだ。「italy」の壮大なコーラス、5曲目「i'll be on the water」のつぶやくようなボーカルがいい。「running,returning」はANIMAL COLLECTIVEのセッションにトム・ヨークが飛び入り参加しちゃったようなすごい曲!

全体的に見て、EP『MEEK WARRIOR』や2nd『LOVE IS SIMPLE』より好きだ。枯れたフォーク・ソングが多いが、これはメンバーが共同で暮らす部屋が、大きな音の出せない場所だったからだそうだ。
その反動かどうか分からないが、続いてリリースしたEP『MEEK WARRIOR』では滅茶苦茶うるさいロックが鳴らされている。この音楽の幅の広さが、彼らの魅力だ。


Akron/Family - I'll Be On the Water




テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

タグ : AKRON/FAMILY

AKRON/FAMILY 『LOVE IS SIMPLE』

Wed.28.11.2007
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loveissimple

AKRON/FAMILYはブルックリンの4人組バンド。「フリー・フォーク」というジャンルが注目されだした頃、このバンドもフリー・フォークのバンドとして1stアルバムが紹介されていた。洋楽を聴きこんでいる人なら、こういうメディア主体のジャンル作りがいかに意味のないことかお分かりだろう。このAKRON/FAMILYというバンドも、ANIMAL COLLECTIVEがそうだった様に、「フリー・フォーク」という枠には収まりきらないバンドだ。
そして、僕はこのバンドが今いちばん好きだ。とても革新的なことをしていて、世界一かっこよくて、世界一クレイジーだ!!

このバンドの音を一言で表すのは不可能だ。いくら聴いてみても全体像が掴めない。その得体の知れなさが他のバンドにはない魅力だ。センチメンタルで美しい弾き語りがあったと思えば、次の曲では轟音ギターと民族的なドラムがバカ騒ぎを繰り広げていたりする。彼らの音楽はまさにカオスだ(あー、一言で表してしまった…)。

そんなAKRON/FAMILYが、2ndアルバム『LOVE IS SIMPLE』をリリースした。
賛美歌のようなコーラスが美しい1曲目「Love,Love,Love(everyone)」から息つく暇もなく雪崩れ込む2曲目「Ed is a Portal」はマジですごい。7分という長さも全く長く感じないほど興奮する。それらも含めて、5曲目までの流れは最高に素晴らしい!
おまけに付いているライブDVDも最高で、彼らのライブの凄まじさがびしびし伝わってくる。ライブを生で観たくなること間違いなしだ。誰か、彼らを日本に呼んでくれー!

AKRON/FAMILYの音楽を聴くと本当に力が漲ってきて、元気になる。やっぱり今の僕にとって最高のバンドだ。


AKRON/FAMILY 「Ed is a Portal」 live



AKRON/FAMILY 「Of All The Things」 live


テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

タグ : AKRON/FAMILY loveissimple

Radiohead/Airbag

Wed.21.11.2007
3 comments
Radiohead-Airbag @ Eurockennes 97


In the next world war         次の世界大戦で
in a jack knifed juggernaut      圧倒的な破壊力の中で
I am born again            俺は生まれ変わる

In the neon sign           上下にスクロールするネオンサインの下で
scrolling up and down         俺は生まれ変わる
I am born again

In an interstellar burst       星間爆発と共に俺は再来する
I am back to save the universe    世界を救うために

In a deep deep sleep         深い、純真な眠りの中で
of the innocent            俺は生まれ変わる
I am born again

In a fast German car         疾走するドイツ車の中で
I'm amazed that I survived      生きているのが信じられない
an airbag saved my life        エアーバッグが俺を救った

In an interstellar burst       星間爆発と共に俺は再来する
I am back to save the universe    世界を救うために

レディオヘッドの『OK COMPUTER』の1曲目、「Airbag」は僕にとってきっと一生忘れられない曲である。
現代の車社会の悲惨さとか、死の淵からの再生とかがテーマだと思う。自動車事故に遭った人物が「世界を救うために」生還するなんていうくだりは、誇大妄想的で、これぞトム・ヨークの歌詞!という感じである。
アルバムを再生すると「Airbag」の印象的なギターソロのイントロが始まり、一気にレディオヘッドの世界に引き込まれる。神経症的で閉塞的で出口なしの世界にようこそ、だ。僕が思うに、「Airbag」のイントロは他のどんなアーティストのどんなアルバムよりも完璧で、素晴らしい。

『IN RAINBOWS』という、いい具合に力の抜けた新作を聴くと、レディオヘッドは『OK COMPUTER』からずいぶん遠いところへ辿り着いたな、と感じる。

テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

タグ : radiohead レディオヘッド airbag OKCOMPUTER

久々にくるりの記事

Sun.18.11.2007
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くるりが12月6日に京都の磔磔で行うライブを前に、公式サイトでファンの聴きたい曲の投票を受け付けている。
そこで最近、そのトップ20の中間発表が公開された。1位は当然、「東京」だったが、2位以下がなかなか面白い。
途中経過は以下の通り。
1位 東京
2位 すけべな女の子
3位 WORLD'S END SUPERNOVA
4位 春風
5位 ばらの花
6位 五月の海
7位 How To Go
8位 宿はなし
9位 ブレーメン BREMEN
10位 街
11位 坂道
12位 ロックンロール
13位 ハイウェイ
14位 マーチ
15位 ハローグッバイ
16位 ワンダーフォーゲル
17位 Morning Paper
18位 オールドタイマー
19位 青い空
20位 モノノケ姫


まず2位にカップリングでしか聴けない「すけべな女の子」が選ばれているのがすごい。「ロックンロール」とか「ワンダーフォーゲル」とかの超名曲の順位が低いのも意外だ。やっぱ、くるりのファンは一味違うな。「坂道」や「モノノケ姫」のインディーズの頃の曲が入っているのも微笑ましい。僕も「すけべな女の子」と「HOW TO GO」は是非ともライブで聴いてみたいものだ。
つくづく、くるりはファン想いのバンドだなあと思う。「ワルツを踊れ」のツアーでもファンが望んでいる曲をしっかり演奏してくれた。今回のような磔磔でのライブ企画も面白い(京都でしかやらないってのがファン泣かせでもあるが…)。
さて、卒論のほうの中間発表は…ああ、考えたくない…。


関係ないが、ジミヘンの「Manic Depression」は最高だぜ。
The Jimi Hendrix Experience - Manic Depression

タグ : くるり

experimental room#2に行ってきました 

Wed.14.11.2007
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costa

新潟で海外のアーティストのライブが観られる機会が増えているというのは以前書いたが、今回行ってきたのはexperimental roomsという企画。

昨年の第1弾以来ずっと待っていたexperimental roomsだが、ついに第2弾が11月10日に開催された。場所はなんと正福寺というお寺の本堂!お寺でライブなんて、イカスぜ。
いつもならライブハウスでビールを飲むが、今回は日本酒(熱燗)を注文した。おにぎりとかおでんも用意されていて、演奏を聴くときは畳の上のホットカーペットに座って聴く。ライブハウスやホールにしか行ったことのない自分にとっては、このアットホームな雰囲気がすごく新鮮だった。

今回のヘッドライナーはシカゴのCOSTA MUSIC。他3組は日本のグループで、東京からASUNAとTHE MEDIUM NECKS、そして新潟からは鈴木恵QUINTET。日本の出演者の方々は、皆さん素晴らしかった。

COSTA MUSICはシカゴの音楽のイメージとはかけはなれていた。シカゴといえばシカゴ音響派やポスト・ロックとかの職人気質なバンドが多いイメージがある。音だけで言えば無機質なイメージ。でもCOSTA MUSICの音楽はドラマティックで、独特な美意識があり、そこが強烈な個性であるように感じた。
ライブ終了後はCOSTA MUSICの新しいアルバムを買い、図々しくも本人にサインしてもらった。COSTAさん、すみませんでした。

experimental roomsはまた12月に開催されるので、すごく楽しみだ。

tera


↓COSTA MUSIC、東京でのライブ

テーマ : LIVE、イベント - ジャンル : 音楽

タグ : experimentalrooms 新潟 ライブ costamusic l'altra

IRON AND WINE 『THE SHEPERD'S DOG』

Tue.06.11.2007
2 comments
iron

9月に出た、IRON AND WINEの新作。
いろいろな洋楽雑誌のレビュー欄で「傑作」と書かれているが、僕もそう思う。これは傑作だ。

一曲一曲のアレンジが多種多様で、躍動感のある1曲目から最後のワルツの曲まで、一瞬も飽きさせないところがすごい。聴いている間は本当に楽しいし、聴き終わった後は満足感と幸福感に包まれる。そして、また初めから聴きたくなるのだ。
物語風の歌詞も新鮮で、サム・ビームの歌声がその物語に説得力を与えている。彼の歌声は独特で、優しさと力強さがある。包み込むようなあたたかさがある。そして何より、表現力がすごい。この人は歌を歌うために生まれてきたんじゃないだろうか、と思うくらいだ。
これからもっと寒くなっていくけど、暖かい部屋でこのアルバムを聴いたらきっと気持ちいいだろうなぁ。


IRON AND WINE 「BOY WITH A COIN」 (PV)



このアルバムの収録曲ではありませんが…
IRON AND WINE 「NAKED AS WE CAME」 (LIVE)





テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

タグ : ironandwine sheperd'sdog calexico

MAKE BELIEVE 『OF COURSE』

Mon.05.11.2007
0 comments
ofcourse

MAKE BELIEVEは、JOAN OF ARCのメンバーであり、OWENのマイク・キンセラの兄であるティム・キンセラのバンド。
弟のOWENは優しくてナイーヴな歌声だが、兄貴のほうはよれよれでへろへろな歌声だ。過去のJOAN OF ARCの来日公演ではライブ前に緊張して酒を飲みすぎ、ちゃんと歌えなかったらしい。MAKE BELIEVEを結成してからも来日したが、その時もこの人はかなり酔っ払っていたみたいだ(YOU TUBE動画を観れば分かります)。そんな情けないティム兄さんが好きだ。

『OF COURSE』は最初に聴いたときに、一発で惹き込まれた。変拍子が多用されていて、1曲の中でも全く予想のつかない展開をする曲が多いのだが、それでも不思議なポップさがある。とても聴きやすい。ロックというものに飽きてしまった人でも、これを聴けば情熱を取り戻せるんじゃないだろうか。と思うくらい、いいアルバムだ。


Make Believe - A Song about Camping(PV)



Make Believe - Another Song about Camping(日本でのライブ映像)

タグ : makebelieve owen joanofarc

ミシェル・ウエルベック 『プラットフォーム』

Thu.01.11.2007
0 comments
plateform

授業をサボって、この小説を読み終えた。外では雨が降り続いている。こういう日は読書にぴったりだ。

父親が殺されたが悲しみの湧かないミシェル(男、41歳)が、タイでのヴァカンスで旅行会社のエリート社員のヴァレリー(女、28歳)と出会う。2人は付き合うようになり、ヴァレリーの上司のジャン=イヴと共に売春ツアーを企画する。企画は何もかも順調に進んでいるかのように見えたが、…物語の最後には悲惨な出来事が待ち構えている。

この小説は『闘争領域の拡大』や『素粒子』に比べれば語り手の視点がはっきりしない部分があって、完成度は劣ると思う。だがそれでも十分に心に響く作品だった。ウエルベックの小説の主人公は自分(と、自分に深く関わる人)以外のもの全てに汚い言葉で悪態をつきまくる。それが痛快に思えるときもあれば嫌な気分になるときもあるのだが、こういう語り口で主人公の立場をはっきりさせることこそが作家の狙いだろう。事実、彼の小説は誰もが考えたくないような現代社会のうんざりさせられる真実を浮き彫りにしているように思うのだ。
だからこそウエルベックは世界中で読まれているのだろう。彼の作品は、社会のシステムの中で「生きて在り続ける」ことについて我々に考えさせる力を持っている。できればそんなことを考えずにいたいのだが…。でも、読まずにはいられないのだ。
そういえば、同じように世界中で読まれている村上春樹も、高度資本主義社会における個人を沢山描いている。彼の小説の主人公たちはだいたいが孤独で、社会に適応していない。『ダンス・ダンス・ダンス』の主人公なんかは資本主義が生み出したあらゆるものに対して悪態をつきまくっている。この2人の作家の描く主人公には共通点があると思う(もちろん作家が追い求める主題は異なるが)。

『プラットフォーム』の3、4割は過激なセックス描写で占められている。エロスを求める人は是非読んでみてください…というのは悪い冗談です。


これでやっと最新作『ある島の可能性』を読み始められる。楽しみだ。



テーマ : 文学・小説 - ジャンル : 小説・文学

タグ : ミシェル・ウエルベック プラットフォーム

日記

Thu.01.11.2007
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最近は新しいCDを全然買っていない。ストレスが溜まる。

もっと音楽を純粋に楽しめたらいいのになあと思う。
中学、高校の頃は気に入った音楽をずっと聴いていられた。それがどう間違ったのか、今ではどんどん新しいCDを所有しなければ気が済まなくなってしまった。レンタルではダメだ。所有できないから。逆に、買っただけで満足してよく聴き込んでいないCDも沢山ある。
ネットの先行試聴が当たり前になったせいで、新作の発売日をわくわくしながら待つということもほとんど無くなってしまった。
悲しい。


音楽に感動できる力を失っていないことだけが唯一の救いだ。
以前書いたOWENの『AT HOME WITH OWEN』を毎日毎日繰り返し聴いているが、やっぱり素晴らしい。彼の声は深い悲しみと優しさを湛えている。こんな歌声を持つ人はなかなかいるもんじゃない。もう、ほんとに最高。

Owen 「I'm Not Seventeen」


Owen 「The Sad Waltzes of Pietro Crespi」

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

タグ : owen joanofarc


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