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『カート・コバーン アバウト・ア・サン』

Mon.03.12.2007
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kurt

12月1日、シネ・ウインドで>『カート・コバーン アバウト・ア・サン』を観てきた。

去年は部活の仲間たちでカートをモデルにした『ラスト・デイズ』という物語を観に行ったが、今回のこれは伝記映画。
マイケル・アゼラッドが行ったインタビューの録音テープに残されたカート本人の語りが映画の中心で、それにあわせてカートの過ごした土地の風景と、カートの愛した音楽が流れるという感じだった。ニルヴァーナの音楽は全く流れないし、カートの映像も殆ど使われていない。

こういう構成に最初は少し退屈してしまったが、高校時代にパンク・ロックと出会い、バンドを組むというエピソードが語られる辺りから俄然面白くなってきた。また、妻のコートニー・ラヴと娘のフランシスについて語る場面では、カートの家族への深い愛情が伝わってくるようだった。

この映画を観ている間、僕はカートと同じ時間を過ごしているような錯覚を覚えた。
最後に、「カート・コバーンは 1994年4月5日に自殺した」という表示が出たとき、涙がぼろぼろとこぼれてきた。
だって、彼は心の底から音楽を愛し、家族を愛していたのだ。彼は心優しい、ごく普通の青年だったのだ。彼がもし生きていたら、今でもすごい音楽を作り続けていただろう。そう思うと、たまらなく悲しくなった。

この映画には、マスコミによって「ロック・スター」に祭り上げられたカート・コバーンの姿は見当たらない。若くして自殺したことで、彼は神格化されてしまった。そのせいで彼の本当の姿が見えなくなってしまった。
僕も中学のとき、思春期特有の心境から、自殺をしたカートに憧れていた。僕が洋楽に興味を持ち始めた頃には、彼はとっくに死んでいたのだ。間に合わなかった音楽への憧憬もあって、僕はニルヴァーナに心酔した。自分の部屋にはカートの写真と、『ネヴァーマインド』のジャケットのポスターまで貼っていたくらいだ。

だから僕もカートの真実の姿を知らなかったのだ。この映画を観て、彼は別に特別変わった人間でもなんでもないんだということを知った。そして、そこにとても親しみを覚えた。

しばらくはニルヴァーナのCDを聴き返してみようと思う。


『カート・コバーン アバウト・ア・サン』 トレイラー


NIRVANA 「In Bloom」 まったくふざけたPVだ。でも最高。



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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

タグ : nirvana カート・コバーン アバウト・ア・サン

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