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大森望・豊崎由美『文学賞メッタ斬り!』

Mon.14.01.2008
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つい最近ちくまで文庫化された本『文学賞メッタ斬り!』が面白い。なんたってほんとにメッタ斬りにしてるんだから。

僕は毎回の芥川賞に注目はするが、期待はしない。
自分の政治観を通してしか小説を読めない東京都知事とか、新しい文体をもった小説を「読む」ことすらできない宮本輝とか、こんな人たちが毎回書くまったく見当違いな、それでいて偉そうな選評を読むと、絶望的な気分になるのだ。選考委員やめろ!これじゃ才能のある作家たちが可哀想だ。

芥川賞に対する文句は沢山ある。
・なんで村上春樹が受賞していないのか。
・町田康には『くっすん大黒』で授賞するべきだった。
・なんで阿部和重の受賞はあんなに遅かったのか。
・おい、中原昌也にも賞をやれ!
など。

でもこの本を読んで少しスッキリした。文学賞の選考委員を鋭く批判するだけじゃなく、逐一政治家や老人たちの頓珍漢な選評を引用して笑い飛ばしているのがいい。

「文学賞の心得【四】――
文学賞の選評は、
選考委員にキャラ萌えして味わえ。」 (p.137)

これには恐れ入りました…。

文学を愛してる人はかなり笑える、必読の本だ。


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