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ウェス・アンダーソン 『ライフ・アクアティック』

Thu.24.01.2008
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ウェス・アンダーソン監督の最新作『ダージリン急行』の公開が待ちきれず、またこの映画を観てしまった。これで4回目だ。彼女には「よく分からなかった…」と言われ、I倉さんには「くだらない」と言われてそこそこ傷ついてしまったわけだが、俺はめげない。とにかく、俺はこの映画を心の底から愛しているんだ!!!!

海洋学者でドキュメンタリー映画監督のスティーヴ・ズィスーが、友人を食い殺した「ジャガーザメ」に復讐するため(そしてそれを記録映画にしてヒットさせるため)「チーム・ズィスー」を率いて海の冒険に繰り出すという話。
キャストが素晴らしいのだが、特に主人公のズィスー役のビル・マーレイは別格だ。寂しい中年オヤジを演じさせたら彼の右に出る者はいないが、この映画でもそれが見事にはまっている。傲慢だが、憎めない。彼のすっとぼけた表情はウェス・アンダーソンのほぼ全ての作品における重要な構成要素だ。今日分かったのだが、小さい頃大好きだった『ゴースト・バスターズ』の主役もビル・マーレイだった。これは嬉しい偶然だ。俺はずっと前からこの人が好きだったんだな。

この映画で素晴らしいと思うのは、監督の映画に対する愛情が画面の細部にまで溢れているところだ。船の断面セットをズィスーが説明する場面を見ればそれは一目瞭然。あんなセットと場面、他の監督は絶対に作らない!
衣装や小道具へのこだわりも見逃せない。チーム・ズィスーの赤いニット帽と水色のシャツはめちゃくちゃかわいいし、音楽が聴ける黄色いヘルメットやアディダスの特注スニーカーは見ていて嬉しくなる。「クレヨン・タツノオトシゴ」や「キャンディーガニ」などの不思議な生き物たちもいい。こういった細かいもののセンスある色使いは、映画全体を鮮やかにしている。

劇中に流れる音楽のセンスも、抜群にいい。デヴィッド・ボウイのポルトガル語カバーをセウ・ジョルジが歌うシーンなんかはあまりにもオイシすぎる。ディーヴォとかイギー・ポップの使い方も上手いし。
なぜかサウンドトラックには収録されていないが、ジャガーザメに遭遇するシーンで流れるシガー・ロスの曲は美しくてとても感動的だ。これとビル・マーレイの表情には思わず目頭が熱くなった。

何度見てもわくわくする映画だ。もう、たまらなく好き。そのうちDVDを買おう。


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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

タグ : ウェス・アンダーソン ビル・マーレイ ライフ・アクアティック ダージリン急行

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